MRワゴン Wit  (改訂版)

このたび新型車を導入しました。


「スズキ MRワゴン Wit」




世間では何故か、OEM販売の日産モコの方が売れているようで
街でも良くすれ違います。いや、でもおいらはWitの怪しい魅力に負けて
こちらを購入したので後悔していませんがw


さて、このクルマ、実に良く出来ています。
まず、外装と内装のカラーコーディネイト。
おいらのは外装色が「アズールグレーパール」です。
このクルマには珍しい一般的にはダークグレーとかガンメタとか
呼ばれているネズミ色メタリックです。


この外装色に内装色が黒ベースのワインカラー・・・


いや、貶していません。
日本車でこういう組み合わせのカラーリング、
とても珍しいんです。ある意味デザイナーの冒険・・
もしかしたら、デザイナーが日本の人じゃないのかもしれません。


カニカル的に特色は、下り坂で勝手にキックダウンするAT。
これがいいような悪いような・・w
キックダウンのきっかけがブレーキングって(汗
下手すると後続車に突っ込まれるぞこれはw


ま、ドライバーの腕なんかハナから信用していないからの
装備・・・言い方を代えれば下り坂の恐怖感低減というメーカー
さんの観点からの装備としてなら好意的と感じておきましょう(大汗


さて、このWit、後発の追加機種ということでどのクルマ雑誌にも
試乗記やインプレッションの記載がありませんのでここでおいらにわかる限りの
事を記載しておきます。


まずこのMRワゴン MF22型はMRワゴンとしては2代目で、
発売当初のラインナップは


Gタイプ
Xタイプ
この2機種のNAと

ターボT

この3機種でした。


発売当初、イメージカラーが確か「ストロベリーパール」
このように購買層をママさん世代とした女性仕様車でした。


ところが、女性って実はストロベリーカラーなんて殆ど好まないw
街で走ってる女性の車の色って大概黒w またはブラックパール・・・
ま、同じかw  


服に例えるとブラックカラーやダークグレー系って
なんにでも合されるじゃないですか。普遍性に富んだお洒落カラーは
実はブラックなんです。。メーカーさんはわかってる風で判ってないんじゃ?
と時々思います。


内装色はブラウンとベージュ。


このブラウンは仕立て糸にベージュ色を使い、
この点とてもビビットでした・・・が。


まそれはおいといて・・・


そんな訳でこの可愛い系のコンセプト、
思ったより女性にウケなかった訳です。
実際の販売台数に繋がったのは、内装色に
ビビットカラーを持ち込んだ「日産モコ
・・・つまりOEM車です。


さぁ困ったスズキ。。
どうすっぺかなと考え出した苦肉の策が
この「Wit」

ボディーカラーを渋めのバイオレットカラーを軸にした
6色。特にイメージカラーにムラサキ系を持ってきたのがよかった。
内装色は基本的に一色。標準車では、ブラックにダークローズ系を
絡ませたお上品カラー。ま、特別仕様車にはベージュも有るけど、これは
今回言及しません。<めんどくさいから(笑



外観はこの渋めのカラーにメッキグリルで表情を引き締め、
かなり端正な顔立ちになりました。
アルミホイールとタイヤもキリっと引き締めたポテンザ
スポークアルミが軽快です。


この「wit」発売に伴い、普通版MRワゴンのラインナップから
ターボTが外されました。やっぱアノ変なグリルは
さすがにメーカーさんもヤバイと思ったんでしょう(多分違w


そんな訳で今販売されている普通版はNAタイプオンリー
に為ったわけです。


さて今回witはスポーティタイプということで足回りにも大きく
手が入りました。


まず、全体的には全車ローダウンサスペンションということで
全高が10ミリダウン。ショックとスプリングブッシュ類もターボ仕様の
ややハードタイプ。と、いうことで揺すられ感は多いけど、コーナーじゃ
しっかり者。って感じになりました。


あとどこにも記載が無いけど、ステアリングの剛性感、正確性がダンチ。
電動パワステ・・というのが、言われなきゃ判らないくらい素直になっていました。


プラス一番大事なのが曲がりの感覚。。
これはおいらの感覚ですが、スズキにしろホンダにしろ4輪、2輪の両方を
生産しているメーカーのクルマってコーナーリングが独特です。
4輪なのに、感覚はまるで2輪。。
2輪のライダーで峠族だった人には多分通じるけど、前輪で曲がる、後輪で曲がるって
あるじゃないですか。


スズキの4輪のコーナーリング感覚はまさに後輪ステア感覚。。
少なくともおいらにゃそう感じます。<スポーティ系
気分はフレディスペンサー・・・かな(ぉ


ま、そんな訳でターボなしの普通のモデルでもかなりスポーティな感触が
味わえます。特に腕さえあれば短距離の峠道・・・下り限定でしょうが
この車高の車としては、感覚的スポーツ感は有るほうだと思います。



オーディオはCD MD AM/FMラジオ付き6スピーカー。
i-podも繋げるキットもあるそうです。


肝心のマシンパワーですけど。
もうね、本当に車なりです。たぶんみなさんが思ってる通りw
生活に困らん位はある。。としておきますw
動力感は結構情熱系でドラマチックな感覚も小指の先ほどは味わえる
感もありますが、パワーの欲しい方は、まぁTSをお買い求めくださいw



最後ですがスタイル・・・
これはね、もう完全に各個人の趣味の世界観の
違いでしょうが、おいらはwitのスタイルはフランス的エッセンスも
少し感じて結構好きです。


ヘッドライトがHIDじゃないという点は、スズキは実はちゃんと
気が付いてるんじゃないのかな?HIDって雨の日役に立ちづらい
ですよね?おいらの前乗っていたMRワゴンスポーツはHIDヘッド
でしたが、雨の日ホント役に立たなかった^^;
あと雪の日もw


さて次は内装
良く整理されているし、材質は兎も角、みためは結構良い線
入っています。そういう同じ世界観を持った人が沢山いたらこの車、
もっとオーナーが増えるんですけどねぇ^^


OEMのモコの方が街で見かける回数が多いって言うのは
いいのか・・・悪いのか。。
ま、スズキにしたら売れたらおんなじ・・なんだろうな。
そう考えて納得することにします。


じゃ今回はこんな感じで^^