1年の計は狂いっぱなし


すっかり新しくなった幸せの黄色い手帳と、
試してみたくて仕方なかった
パープル=ヴィオラのエンツォ色のインク。
記念すべき最初の一筆をしくじってズーンと落ちたが、
時が経つにつれて「それもまぁおいららしいか」と
少しずつ自分を納得させることに成功しつつある。
そう、おいらはこう見えて、実は結構キズつきやすいのである。


手帳に関して万年筆に関しても基本としては大満足だが、
けれど問題がなかったわけじゃない。


手帳は本体にこそ問題は全くなかったものの、
これだけはデフォルトのモノを使おうと考えた
スケジュールを書き込むシートの
1日分のスペースが小さすぎて総てを書き込みきれない。
デザインそのものは気に入ってるので残念なんだけど、
スケジュールのリフィルは換えないとならないだろう。


万年筆については、まぁ最初から判っていたことだが、
やはり握りが細すぎて書きやすいとはいい難い。
ペン先も極細だから小さな文字を書くには最適だが、
やはり少々紙にペン先がひっかかるような感触がして、
これは慣れるのを待つしかないか、とも思ってる。


最大の問題は、万年筆の問題なのか紙の問題なのか、
いろいろと試してみても判然としないのだが、
この組み合わせで文字を書いてみると、
実際には鮮やかに美しいはずのパープルのインクの色が、
なぜかそれほど綺麗に再現されないということだ。
それはツマラン。まるでナマのヘビ殺しじゃないか。
これは早めに原因を追及して改善せねば……。


こんな小さなことをブチブチと愚痴ってると
まるでおいらが細かくて男らしくないヤツに思えるだろうが、
それは違う。おいらは男らしくないかも知れないが、
そう細かい人間でもないのだ。
性格的には、むしろ果てしなく大雑把なのである。


だが、ここにはこだわりたいのだ。
毎日使うモノ……というよりも、
自分と密着して時をともに過ごすパートナーなのだ。
楽しくつきあえるか否かで、気分は大きく変わる。
手帳だとか筆記具って、そういう存在なんだと思う。


クルマだってそうでしょ?
心から気に入ってるし、本来のパフォーマンスも判ってる、
なのにステアリングやペダルの感触が今イチだから
100%を発揮できる気がしないし100%楽しめない、
あるいはメンテ不足か、どこかシャキンとした気がしない。
そうなったらパーツを自分に合ったモノに換えたり、
シャキンとしない理由を探って手を入れて、
もっともっと自分にとってのベストにしたいわけでしょ?
つまりは、そういうこと。


なので、この週末のどこかでITO-YA辺りを訪ねて、
あれこれと対策を考えてこようと思ってるところだ。


そういえば、さらに気持ちと頭の中を
切り替えなきゃならない理由もあるしね。


いや、その理由を聞いて笑う人も怒る人も呆れる人も、
あるはオナカをすかせる人も眠くなる人も、
まぁいろんな人がいるのだろうけど、
実はまた某M(ry店のバイザーに戻ることになったのだ。


そういうわけなので、
どうかひとつヨロシクお願いします。