戯言

おいらは楽観主義者だ。


いつでもポジティブに生きたい思っている。
でも本音を言うと無理矢理そう考えている。
そう考えねばやっていられない。
よくよく考えてみれば、人によって大小はあるものの、
人生なんて辛い事、悲劇の繰り返しなのだ。


生まれる時は母親に命を賭けさせ、
生まれてからは散々親に迷惑をかけ、
たいていの人は大人になってから生きるために働き続け、
病気になったり、怪我をしたり、周りの人の死と遭遇し、
様々な出来事で精神的にめげたり。
やがて人生最大の悲劇である自分自身の死が訪れ、この世を去ってゆく。
最大の悲劇である自身の死はむしろそれから解放される一番おめでたい事なのかもしれない。


人生は悲劇以外の何ものでもない。


おいらはだからこそ、無理しても、やせ我慢をしてでも、
楽しく生きたいと思っている。できる限り自分のやりたい事をやり、
後悔はしたくない。


おいらの本音だ。


たまに書きたくなる・・・こういうの。


最近、エディット・ピアフをよく聴く。
「Non,je ne regrette rien(私はなにも後悔してない)」
http://www.youtube.com/watch?v=M5gpBncR8zI&feature=related


ちょっと前の映画だけど、そのエディット・ピアフの生涯を描いた
「La Mome」はかなり好きな映画。
アーティストの生涯を描いた映画はほとんどが悲劇的ものだけど、
それ故に限りなく美しいと思う。秋の夜長にお薦めの映画かな。
http://www.tfmdistribution.com/lamome/lamome.htm