グロリアス マインド

ふと気がつけば、もう今日は大晦日ですね。

今年もホント色々な衝撃が走りましたが、その中で
おいらの心を最大限震わせたのは、「ZARD 坂井泉水」の逝去でした。
そして、一番心引かせてくれたのも、彼女の最期の曲でした。

その曲の題名は・・


グロリアス マインド





(作詞:坂井泉水 作曲:大野愛果 編曲:葉山たけし

Chorus:中村由利,大野愛果
Piano:羽田裕美
All other instruments:葉山たけし


以下感想とか解説とか・・


歌詞が完成しているサビと英語による
仮歌の他のパートという構成ですね。
オフィシャルブック「きっと忘れない」を読むと判りますが
2006年4月、母親に付き添われてスタジオに現れ
レコーディングしたとされています。


この本によると、サビだけのパートしかなく、
そこに歌詞を付けて2回レコーディングしたということですが、
サビ以外のパートに仮歌が入っていることからすると、
このレコーディングとは別のレコーディングもあったという
ことなのかもしれないですな。


歌詞は英語部分が多いですけど、訳すと

So give me the reason why (なぜだか教えて)
Leave me here alone The reason why (私を一人にするなんて... なぜなのか...)
I don't know how I feel (私にも分からない)
So must be the true baby (だからこそ 真実なのね)
Shall we end then it's up to me (この恋終りにするのは わたし次第)
Tomorrow is a different day year (明日には 明日の風が吹く...)
And I know when I'm ready (ココロの準備は出来ているわ)

・・・こんな感じになるのかな。


既に肺に癌が転移して闘病生活に
入っていた時点でのレコーディングなのに、
ほぼ完璧な出来というのは流石です。

予想以上にクリアなヴォーカル、きちんと形が
見える仮歌でちゃんと聴ける作品になっています。

 
スピード感、重厚な曲調であり、辛い過去を振り切り決別し,
未来への希望を誓うメッセージソングであり、
泉水さんの王道パターンな楽曲と言えるでしょう。


大野愛果作曲、葉山編曲というのも
おいらの琴線に触れた理由かもしれない。。


最期の作品は素敵な花をおいらの心の中に
咲かせたのです。。


さようなら。そしてありがとう・・泉水さん。。



何か少し湿っぽい今年最後の日記ですが、
この日記、今年の総集編としてうPしようと思います。


どうぞごらんの皆様、来年も宜しくお願い致します。