CAR MAGAZINEに特集

marimaid2004-10-03

ネコパプリッシブ社発刊の「CAR MAGAZINE」に
新旧エリーゼの特集が載っています。

http://www.neko.co.jp/guest/magazine/carmagazine/


以下、おいらインプレッション・・・

111Rはもはや、オリジナルとは別のモノなんですね。。
確かに、ロータスらしい柔らかくストロークで積極的姿勢変化
を生かした走りってのからは程遠い印象ではある。。

どっちかというと、ガッチリした骨太のシャーシに
かなり堅めな現代風味付けのサスセッティングで、
滅多な事でリアはブレークさせない・・てか、上りのコーナー
アプローチで気を抜いた進入なんかすると、フロント側が外に
逃げたがるアンダーステア傾向も顔を覗かせるんです。

トヨタ製2ZZ−GEエンジンは、ローバー製エンジンを搭載した
オリジナルエリーゼより、前後重量配分が2%程リアよりだと
言われてますが、疾走った感じで言うと、もっと極端にリアヘビー
な印象も受けます。。

ただ、ビシッと固めのサスセッティングは、高速走行時の直進安定性には
間違いなく寄与しています。。メーカーさんの言うところの200km/hオーバーってのは眉唾ですが、少なくとも160km/hまでの現実的最高速の領域なら、夜景を楽しむようなドライブでもいつの間にか車線変更してた(ヲイ)なんてアフォな体験も無いと思います。

肝心の2ZZ-GE型エンジンは、アイシン製6スピードメカニカルトランスミッションのギヤ比等まで含めてセリカに搭載されるモノと同一のものですが、マネジメントコンピュータがロータスオリジナルなことから、若干パワーフィールがよりドラマチックな味付けになってる事は、乗ってムチ入れてやれば直ぐに体感出来ると思います。

ブレーキ関係においては、エリーゼ初のサーボ&ABS付きという事ですが、かなりの限界領域の使い方をしても、リア側の制動がフロント側に干渉しない良いセッティングだと思います。前加重でR側がリフトアップするような場面でも、不要に空走距離が伸びないのはアンチABS派の方々にも支持されるのではないでしょうか。。